札幌から実家のある松山に帰る途中、
京都に立ち寄る。
一泊だけなのでコンパクトに
かみさんが見つけた御宿、
格安!京都ロイヤルホテルのある
河原町三条上ルを中心にぶらぶら。
すずしげなのれん。
季節ごとにのれんを替えるのも
大変なはず。
その手間をいとわないのが
いい
モチーフは祇園祭のちまき?
からからと音もすゞやか
音を楽しむ姿勢が
いい
そんな京都のもてなしの心を
感じるにはホテルでなくて
やっぱりこういうとこ。
あちこち飲み食いして歩き回らなければ、
ここは手の届く範囲か。
片泊まりの宿もなかなか味わい深いものがあるが、
料理旅館にも泊まってみたいもの。
おなかいっぱいだったので
購入は見送り。
かみさんが
写真を撮っておけという
「はらドーナツ」
どうやら神戸の店らしい
御幸町通六角下ル
伝統の街だけどどんどん店は変わる
「いい変化」はいい
で、すぐにやってきた翌朝。
昨晩、しったか夫婦は
京都上級者御用達の餃子屋に行って失敗。
こんなことなら「王将」にいけばよかった。
「王将」は京都生まれらしいが、
とにかく早くて安くて
いい
何よりほんとの京都の姿が見えて
いい
朝はガイドにたくさん書かれていることから
鉄板であろうホテル近くのスマート珈琲店へ
フレンチトーストなど家で食えると
思ったら大間違い
う・ま・ひ
かみさんいわく
「揚げている」
とのこと
おばさんの客あしらいのうまさが
いい
我々も含めて観光客だらけというのも
京都のほんとの姿
そこがまたいい
スマート珈琲店
寺町通三条上ル
アーケードの中
どこで探したのか
かみさんが
京町家を期間限定で
公開しているとのこと
新町通六角下ルへ
地元での情報収集は重要。
にしても間口が結構ある。
ここでものれんが涼しげ
すだれや障子、敷物も
夏用というのがあって、
思いのほか家の衣替えは
場所も労力もかかるらしい
光が中庭を通して入ってくるというより、
光る中庭をみるというのが
正しい解釈のような
うーん落ち着く
なんとシンプルな
というより
原研哉のいう
エンプティーか
いい
正直履いて帰りたかった。
奥庭、中庭、二つの大きさの違いで
風をおこす
二階からのながめ
いい
楽しんでいる。
うーん、いい
奥さんが喜びそうな
とても明るい台所
通り庭。
40名の食事を作る能力があるとのこと。
それからしても町家がただの家でないことは明白。
台所に併設の
神棚団地で
旅の安全を祈願して
「無名舎」を後に
「無名舎」に見入っていたら
すでに昼
京都名物?ぶぶ漬け
ん・ま・ひ
特にうなぎの佃煮
まさにさらさら
京都の飯は
さらさらと
ごってりの
コントラストを楽しむべき
味だけでなく
ロンドンでパンクが生まれたように
伝統とアバンギャルドの
コントラストを
京都には感じる
丸久小山園
茶房 元庵
西洞院御池下ル
茶房の庭で見つけた小石
なんだろう?
と疑問を残しつつ
ホテルに預けてある荷物を取りに
姉小路を東へてくてく歩く
途中かみさんの足が止まる。
写真を撮っておけと
お菓子屋さんだそうだ。
飯を食ったばかりなのと、
実はこのあと目指すべき店があってパス。
やっぱり歩いて店を巡ることができる環境は
最高にいい
シトロン
姉小路室町西入ル
そのまま姉小路を東へ
途中で見つけた手ぬぐい屋
これも元は町家なのだろう
むかしのものを上手に使う姿勢が
いい
手ぬぐいといっても
伝統的な柄だけではない
看板になっている手ぬぐい
なるほど
いい
RAAK
室町通姉小路下ル
さてだいぶ歩いて目的の店へ
前々から通りがかっては
気になっていた所
太極殿本舗 喫茶 栖園
実は名前もよくわかっていなかった
なぜなら読めなかったから
「せいえん」
「芝田」かとも思ってた。
入る。
六角通高倉東入ル
いい。
こけの緑の鮮やかさがいい。
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